PHP の動作環境に関する設定を記述する php.ini の設定項目についての投稿をまとめています。徐々に項目を増やしていく予定です。
php.ini について
php.ini ファイルは、PHP の動作に関する設定を記述するファイルです。 PHP に関する設定は、この php.ini ファイル内や、Apache（Web サーバー）を使う場合は httpd.conf ファイル内や .htaccess ファイル内、また PHP のスクリプト内（ini_set() 関数）や Windows レジストリ（Windows の場合）に記述することができます。
ただし、全ての設定項目が上記の全ての場所のどこででも設定できるというわけではなく、項目によっては特定の場所でしか設定できないものもありますが、php.ini ファイル内では、全ての設定項目を設定することができます。
php.ini ファイルの配置場所はシステムの設定によって異なりますが、現在実行されている PHP スクリプトが、どの php.ini ファイルを参照しているかは、 php_info() 関数の出力を見て確認することができます。 PHP スクリプト内で php_info() 関数を呼び出すと、PHP の情報が表示されますが、その中の「Loaded Configuration File」の項目にある php.ini のパスが現在読み込まれている php.ini ファイルです（下図）。
リソースの制限
- max_execution_time ： スクリプトの最大実行時間を指定する
- max_input_time ： リクエストパラメータを解析する最大時間を指定する
- memory_limit ： スクリプトが消費できるメモリの最大値を設定する
エラー処理とロギング
- display_errors ： エラー等を画面に表示する
- error_reporting ： 表示するエラーの種類を指定する
- display_startup_errors
- log_errors ： エラーをログに記録する
- log_errors_max_len ： log_errors の最大長を指定する
- html_errors ： エラーに関するドキュメントへのHTMLリンクを挿入する
- error_log ： エラー情報の記録先を指定する
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