もう1週間も前の話ですが、2013年5月21日に、Spring Framework 4.0 M1 (と 3.2.3)がリリースされたようです(Spring Framework 4.0 M1 & 3.2.3 available | SpringSource Team Blog)。
4.0 についてはまだ M1 (Milestone 1) なのでまだまだこれからですが、Spring Framework 4.0 のポイントは以下の点のようです:
- Java SE 8 / Open JDK 8 のサポート
- JMS 2.0, JPA 2.1, Bean Validation 1.1, JSR-236 concurrency のサポート
- Bean definition のための一般化された条件メカニズム(@Profile の途中での @Conditional の使用)の最初のバージョン
- Spring の WebSocket エンドポイントモデルの導入
特に、WebScoket のサポートについては、同ブログ内の別記事「Spring Framework 4.0 M1: WebSocket Support | SpringSource Team Blog」でも説明しているので、目玉ポイントなのでしょうね。
また、Java SE 8 に関しては、以下のような部分で OpenJDK 8 ビルド 88 以上をサポートしているとのことです:
- コンポーネント・スキャンとサブクラス生成での 1.8 バイトコードのサポート
- Spring コールバック・インターフェースに対するラムダ式とメソッド参照
- Spring データ・バインディングとフォーマッティングでの JSR-310 Date-Time 型の使用
- JDK 8 のパラメータ名発見メカニズムの初期サポート