PHPとは、主に Web サイトに様々な機能を組み込むために利用される、スクリプト言語(プログラム言語)のことです。
PHP はもともと Web ページにちょっとした処理を組み込むために個人が開発したスクリプト言語でしたが、その後オープンソースプロジェクトとして開発が進められ、今では大規模なシステムでも利用される大変人気のあるプログラム言語の地位を獲得しました。
PHP はどこに使われている?
PHP は、ブログ機能、問い合わせフォーム機能、新着情報配信機能、ユーザ登録機能、ショッピングカート機能など、Web サイトの中に組み込まれている様々な機能を実現するために使われています。
ただ、PHP は、Web サーバ内で処理されるため、Web サイトを見ていても、「ここだ!」というのがなかなか分からないのが難しいところですね。
PHP の人気の理由
PHP が人気がある理由としては、Web との親和性の高さと、言語の学びやすさが挙げられます。
もともと Web サイトに機能を組み込むために作られた言語であるため、URL 文字列の扱いやデータベースとの接続機能など、Web での利用に便利なしくみがあらかじめ組み込まれています。
また、レンタルサーバの多くが PHP に対応しているため、問い合わせフォームやブログ機能などを組み込んだサイトを運営する際には、安いサーバから高価で高機能なサーバまで、選択肢が多いのも魅力です。
PHP プログラムの開発に必要なもの
PHP プログラムを作成するためには、他のプログラム言語と同様、テキストエディタが必要です。また、PHP プログラムを含んだ Web ページの動作を確認するためには、Apache(アパッチ)などの Web サーバも必要です。
PHP、MySQL、Apache がパッケージされた「XAMPP」などを利用すると効率よく開発をスタートすることができます。
興味のある方は是非試してみてください。